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【テニヌ】夢小説をほとんど読んだことがないやつが無茶すると大変なことになる事例

2015年10月25日

先日Twitterで「細かすぎて伝わらない夢小説物真似グランプリ」というタグを見かけ、ログを追ってすっかり笑い倒してしまいました。
「夢小説とは?」というのを軽く説明すると、あらかじめ主人公となる人物の名前を自由に変換できるようになっていて、あたかも読者がヒロインとなってアニメキャラたちと恋愛しているかのような気分に浸れる如何にも夢見る人々のために存在するような小説のことです。
特に私が現在進行形で大フィーバーしている「テニスの王子様」という漫画はイケメンが湯水のように登場するイケメンのバーゲンセールのような漫画なので夢小説も相当の数が存在し、このタグでもテニプリが元となったネタが多く投稿されていました。
私自身は夢小説を10年ほど前に軽く読んでいた程度であまり好きなジャンルというわけではないのですが、投稿を読んでいて共感できることが多く、ふと「この要素を詰め込みまくったら最強の夢小説ができるのではないか?」と思い立ちました。

ということで書きました。
おそらくテニプリワールドで一番夢小説が量産されているであろうモテモテ野郎こと跡部様を相手役にした、夢小説を10年前に読んだきりのやつが想像と伝聞だけで書いたベタな夢もどきです。本当にいろいろ申し訳ありません。

興味のある方は「続きから」どうぞ。

私#myoji# #namae#、14歳。

(夢あるある1.主人公は10代。30代以降の人物、ましてやおっさんが主人公なことはよっぽどのことを除いて無い)

勉強はちょっと苦手、スポーツもあまり得意じゃない。平凡な女の子。

(夢あるある2.基本スペックは低め。しかし容姿だけは極めて良いことが多い。だが自己評価は「普通」「中の下くらい」の大嘘付き)

今日もテストの点数のことで先生に呼び出されて怒られちゃった……。急いで帰らないと、ピタゴラスイッチが始まっちゃうのに。
家までの近道の路地裏を走りながら、ため息。
あーあ、学校とかテストとかがない、そんな世界に行きたいなぁ……。

「(……君)」

ふと聞こえてきた声に、思わず後ろを振り返った。
でもそこには誰もいない。前を確認しても同じ。

「(幻聴?疲れてるのかなぁ)」

そう思った瞬間

「平凡な日常に飽き飽きしている、その君」

また聞こえた。しかも今度ははっきりと。
瞬間、目の前に1人の男性が現れた。薄ぼんやりとした輪郭で、顔はよく分からない。

「誰?」
「君を新たな世界へ連れていってあげよう。きっとそこで、素敵な王子様と巡り会えるよ」

(夢あるある3.唯一神たしけがテニプリ世界へ誘ってくれる)

新たな世界?王子様?何のことだがまったく分からない。もしかして変な人?

「あの、何なんですか、人を呼びますよ!」
「次に気付いたときには、もう向こうに着いている。3、2、1……」

カウントダウンとともに、男性の姿が薄れていって……。
ハッと気が付いたときに、私がいた場所はあの路地裏ではなかった。

「(どこだろう、ここ)」

振り返ると大きな学校が目に入った。校門に書いてある校名は……。

「氷……帝……学園?」

今までに一度も聞いたことがない学校だった。

(夢あるある4.流れ着く先が都合良すぎ)

辺りを見渡してもやっぱり知らない風景が広がっている。
どうしよう、これじゃ家に帰れない。
とりあえずこの学校の人に道を聞かなくちゃ。
そう思い、私はこの「氷帝学園」の門をくぐった。
その行動が、私の運命を大きく変えるとも知らずに……。

(夢あるある5.意味深なモノローグ)





「(わ、すごい大きなテニスコート)」

学校に入ってすぐ目についたのは、私の学校の運動場くらいの広さがありそうなテニスコートだった。
今は部活中なのかな、何人かがラリーの打ち合いをしている。
少し見回して、とりあえず練習風景を眺めている、比較的暇そうにしている人に声をかけることにした。

「あ、あの……」
「アーン?何だお前。見かけない顔だな」

(夢あるある6.ファーストコンタクトがいきなり跡部様)

「ええと、ちょっと聞きたいことがあるんですけど」
「俺様の予定なら空いてねえぞ、雌猫」
「め、雌猫?ちょっと、いきなり失礼じゃないですか!」

何この人!思わず大声を上げてしまった。
すると、その人は少し面食らったような顔をして

「……お前、なかなか面白いやつじゃねぇの」

(夢あるある7.跡部様の謎の「面白いツボ」にはまればモテる)

突然顎を掴まれて上を向かさせられる。
端正に整った、ムカつく顔が眼前に迫っていた。

「何するんですか!失礼ですよ、離してください」
「なかなか気が強いじゃねーの、お前、名前は」
「……#myoji# #namae#ですけど、人に聞く前にまず自分が名乗るべきではないですか」
「アーン?俺様を知らないっていうのか?ますます面白い」
「知りません!」
「……跡部景吾。氷帝学園テニス部部長だ、覚えておきな」

(夢あるある8.第一印象は最悪)

そのときようやく気が付いた。
一悶着を繰り広げる私たちの姿は相当異質だったらしい。練習の手を止めたテニス部員らしき人たちが、いつの間にか周囲に大集合していた。
揃って不振な顔をしている。恥ずかしさのあまり顔が赤くなるのが分かった。

「あ、あの、私もう行きますから……」

いたたまれなくなって逃げ出そうとしたが、肩を掴んできた手でそれも叶わなくなった。

「おいおい、部活も終わってないのにマネージャーが帰るんじゃねーよ」

(夢あるある9.勝手にマネージャー認定)

ま、マネージャー!?

「勝手に何言ってるんですか!?」
「氷帝テニス部マネージャーが不満だってのか?アーン?」

(夢あるある10.跡部様のわがまま独裁政権)

その一言に、少し離れたところで見守っていた人たちが周りに集まってきた。

「何々、マネージャー?」
「なんや跡部、随分綺麗な足の嬢ちゃん見つけてきたな」

眼鏡をかけた人がぐいっと近づいてきた。
い、イケメンではあるけど……この人ちょっと危ないかも。

(夢あるある11.忍足は変態枠)

「マネージャーさんなんてマジマジ超嬉C!」
「やるねー、跡部」
「練習の邪魔になってくれないといいがな……」

(夢あるある12.モブキャラ並に雑な扱いのレギュラーの皆さん)

そんなこんなで、私は半分強制的にこのテニス部のマネージャーということにされてしまった。





本当、どうしてこんなことになっちゃったんだろう……。
足下に転がるボールを見る。マネージャー(本意ではないけど)の初仕事は練習中の玉拾いだった。
こういうのって1年生とかがやるんじゃないのかな。
ころころと目の前をたくさんのボールが転がっていく。いけない、あれも早く拾わないと……。

「きゃっ!?」

つまづいた拍子に拾ってきたボールがつまった籠を投げ出してしまった。
ああ、せっかく集めたのに、またやり直しだ……。

(夢あるある13.ヒロインはマネージャーとしては基本的に無能)

「何やってんだよ。……ったく。どんくさいな、お前」

あの声から頭上からした。
何か文句を言おうとする前に、しゃがみこんだ跡部さんの姿が目に入る。

「ほら」

差し出された手に、黄色いテニスボール。
もしかして、ボール拾い手伝ってくれてるの……?
部長のその姿を見て他のテニス部員がかけつけてこようとするのを視線だけで阻止して、何も言わずにボールを投げて寄越してくれた。
優しいところあるんだ、なんだか意外かも。

(夢あるある14.ちょろい)





「はぁー、疲れた……」

夕方までのマネージャー業務を終えて、私の体力はすっかり無くなってしまっていた。
大したことはしてないはずなのに、やっぱり慣れないことしたからなのかな。早く横になりたい……。
そう思ってからハッとした。そうだ、帰る道が分からないんだった。
とりあえず、駅に向かえばなんとかなるかな……。

「あ、あの、今日はありがとうございました。私はこれで」
「お疲れ。早く乗れよ」

……え?

その一言に顔を上げると、そこにあったのは……リムジン?ロールスロイス?分からないけど、とにかく凄い豪華そうな車。
あんな長い車、テレビの中でしか見たことないよ。もしかして跡部さんって、無茶苦茶なお金持ち?

「どうぞ、お乗りください」

スーツをびしっと着こなした初老の紳士に乗車を促された。
すごい、いかにも「セバスチャン」だ。
あまりの非現実感と夢見心地に、つい私は誘われるまま車に乗せられてしまった。

(夢あるある15.危機感というものがないのだろうか)





着いた先もまた凄いお屋敷だった。
玄関にずらっと並んだメイドさんが一斉に頭を下げて出迎えてくれる。それを当然のように受ける跡部さん。
漫画のような世界に少々放心しかけていると、跡部さんが私の肩に手を置いて

「お前ら、紹介する。今日から俺様の専属メイドになる#myoji# #namae#だ」

(夢あるある16.跡部様の無慈悲な超独裁政権。拒否権無し)

……あまりに急なことに頭が動かない。脳が認識することを拒否しているような……専属メイドって……。

「……って、えええっ!?聞いてないです!!」

私の抗議もどこ吹く風。跡部さんがパチンと指を鳴らすと、事前に用意されていたのかメイドさんの1人が制服一式を持ってきてくれた。
西洋のお屋敷に仕えるメイドさんのような、黒のワンピースと真っ白なエプロン。たしかに憧れの衣装ではあるけど……。

「今日の夕飯はもうしばらく後でいい。#namae#、着替えたら俺様の部屋にこい」

それだけ言うと、跡部さんはさっさと自室に向かってしまった。
制服をくれたメイドさんが、更衣室まで連れていってくれるらしい。このまま立ち往生していても仕方ないし、素直に従うことにした。





「あのー、着替えてきました」

跡部さんの部屋までもさっきのメイドさんが案内してくれた。
というかこのお屋敷本当に広すぎ!こんなところのメイドさんなんて、本当にやっていけるのかな。

「おう、入れ」

がちゃりと扉が開いて、跡部さんが室内に招きいれてくれた。
入るや否や、頭から爪先までじろじろ見られる。な、なんかこんな格好だし、恥ずかしいな……。

「あの、何かおかしいところが……?」
「いや、上出来だ。……早速専属メイドとしての仕事をしてもらう」

すると、ぐいっと腕を引っ張られた。とっさのことに反応もできず、跡部さんの胸に倒れこんでしまう。
そのまま背中に手を回され、髪を撫でられて……って何この状況!?

「専属メイドの仕事は、俺様の身の回りの世話が主だ。早速初仕事してもらうぞ……」
「は、はい。あの、何をすれば……」
「お前は特に何もすることはない。すべて俺様に任せていればいい」

背中でエプロンが解かれていく音がした。
エプロンがふわりと足元に落ちる。ワンピースもファスナーを下ろされて……。

(夢あるある17.跡部様じゃなきゃセクハラか何かで訴訟されてもおかしくないシチュエーション)

「……傷付けたりしねぇから安心しな。俺様の美技にすべてを委ねろ」

(夢あるある18.美技の無駄遣い)

あまりのことに怯えている私の震える身体に気付いたのか、甘い声が耳元で囁かれる。思わず心が跳ねた。
優しい声と溶けるような愛撫に、すべてを彼に任せてもいい、そんな気持ちになった。
ぼんやりした意識の中、胸元にキスされたのを最後に、私はすっかり彼に溺れた。

(夢あるある19.申し訳程度の薄い濡れ場)





目が覚めたとき、私はふわふわのベッドの上にいた。
起き上がろうとして、全身を襲う気だるさに再び倒れこんでしまった。すべての原因の跡部さんを睨むと、当人は至って平然として

「おいおい、そんなことじゃこの先やっていけないぜ?」

まったく悪びれない口調で言われてしまった。

こんなわがままお坊ちゃんの下で、本当に大丈夫なのかな……。

跡部さんの専属マネージャー、そして専属メイドにされてしまった私に、これからあらゆる災難が訪れることなんて、疲れきった私は知る由もなかった……。

(夢あるある20.パラレル設定の場合、元の世界に残された両親や友人、学校に関するアフターケアは基本的に行われない。連載の最終回辺りで、メインキャラと結婚、テニプリ世界に留まることになりハッピーエンドというパターンが多い。ヒロインの両親は全然ハッピーではないだろう)



大体こんな感じでしょうか。
「夢ならこういう要素はあるだろ!」みたいなのを適当に詰め込んでいたら予想外に長々としたグダグダ話になってしまいました。
展開を考えている途中で「夢小説書いてる人ってよくこういうのを照れずに書けるよな……」と10回くらい思いました。本当にこういうのは夢見る人専用の領域ですね。
私は細々男同士の世界で過ごしていこうかと思います。
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斧塚咲季

Author:斧塚咲季
MMORPG「マビノギ」のルエリ→タルラークサーバー、MORPG「PHANTASY STAR ONLINE2」ship9を中心に活動するマイキャラたちのフリーダム日記帳。

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